ららばい。

色々な雑多日記。

劇団四季『美女と野獣』観劇感想

はい、というわけで行って参りました。

 

劇団四季美女と野獣の公演に…というかこんなに早いタイミングで行けるとは思わず。

たまたまいい席というかそういうのがあいていたので目を付けて、高かったですが速攻予約でした。

 

 

 

ちなみに、四季の公演を拝見するのはおよそ10年ぶり。

ライオンキングを見に行ったときでした。

ライオンキングも初鑑賞した際はめちゃくちゃ感動しました。

その際は叔母のお知り合いの方にチケットを

譲ってもらって凄い良い席で見せてもらったのです。

今回自腹で行って、そのありがたみがかなり分かりました(苦笑)

あと、そのお知り合いの方が熱烈な四季ファンで

役者さんの出待ち(?)をしていたのが印象的でした…(笑)

 

 

 

今回公演があった四季劇場「夏」は夏っていうイメージからかオレンジと青の外装が印象的でした。

私が到着したのは12:20(開演40分前)だったのですが、その頃はすでに人がわんさか…

修学旅行の中学生が団体鑑賞していたらしいです。

親子連れや普通に遠征に来ている方もちらほら。

内容が内容なのでカップルという方々も多かったですね。

 

 

今回の席は土壇場で取った席なので、

あまりよくない席かなと思ったら…最前列から2列目の超良い席でした!

舞台が目の前!役者さんの表情も見れる!万歳!

というか前回のLKで唯一残念だったのが、私の目が悪いせいで2階席で見ると役者さんの表情がまったく見えなかったことなのです;;

それを踏まえて、できる限り前の席で鑑賞したいと思っていたのです。

若干重要シーンが見切れる場面もありましたが、概ね満足でした。

 

 

で、こっからようやく本筋の感想。

先週の休みをいいことに、映画本編を見まくっていたせいもあってかそうそうと頷きながら観劇。

あのシーンやこのシーンの迫力が生で味わえるっていいなあ。

 

続きからキャラごとや場面の感想をちまちまと。

 

 

 

・ベル

すんごい美人さんがやられてらして、声量もはんぱなく、それでいて可愛い…瑞々しさがあってとてもよかったです。

ダンスシーンもとても美しかったです。

キャラに関しては原作以上にものをはっきりいうタイプになっていたような…ガストンと初期ビーストの扱いに笑った。

でも、ビーストの孤独が自分が村で味わった孤独と同じ…という追補シーンはちょっと感動しました。

ドレスのアレンジもめちゃくちゃきれいだった~

 

 

 

・ビースト

四季の役者さんはよく分からないのですが、前段階で調べていた際に「○○さんのビーストが良い!」というお話をよくお聞きしていました。

正直、その人だったらいいなあと思いつつも、四季のキャストはかなり頻繁に動くということであまり期待せず、敢えてキャスト表は前半見ずに鑑賞していたのですが…

かなりいい、というかこっちも声量が半端ない!

と、後半休憩中にキャスト表を見たら…その人でした。

運が良かったです。

 

で、キャラ感想でいうと…ツンデレというよりむしろデレデレというか王子っぽさが随所に出ていてなんか原作以上に萌えキャラ化していたような(←オイ)しっぽかわいいよしっぽ。

あと、ベルに深々とおじぎしてビジネス的に「宜しくお願いします」は盛大に噴いたよ!

 

で、冒頭の人間→野獣のシーンとか野獣→人間のシーンがかなり凄かった。

映画に忠実すぎるくらいクルクル回っていたので役者さんの身を心配してしまいました…(汗)

というか一発変身すごすぎた…!!

 

 

 

・お城組

どの召使の皆さんも、衣装のアレンジがとても好きです。

ルミエールとコグスワースさんがなんかちょこちょこ動きまくっているので笑えた。

映画以上に、二人が王子ガンバ!ってやってるところがかわいかった…

というか、どっちのセリフかはウロなのですがある重要なシーンでビーストのことをいつもご主人様って呼んでいたのに、その時のみ「王子様」って呼んだのに思わずほろりと来た。

容姿は野獣でもその時だけ王子に見えたんだろうなあって。

 

 

でも、最後にコグスさんが戻った王子のことを「あの人誰?」って言ったのには思わず噴いた。お前のご主人だよ!!

 

 

ミセス・ポットは映画舞台問わず、本当に良きオカンキャラだなあ。

Beauty&Beastの主題歌は個人的にセリーヌ・ディオンよりポットバージョンの方が好きなのです。

しかし聞いてはいましたがチップが生首過ぎてホラー映画状態でした…あれ、もうちょっと何とかならない…?(汗)

バベット姉さんのセクシー具合はすごすぎる…色っぽい。

ルミとの絡みは映画以上に大人の世界でした…(爆)

あとタンス夫人の声量パねえのと、バトってる夫人は舞台でも最強でしたと付記しておきます(笑)

 

 

 

 

・その他の人々

ガストンの役者さんがすごく熱が入っていたせいか、思わず、セリフをしゃべってる中でツバが飛んでしまうのを見てしまいました…。

いや、なんか余計ガストンぽく見えてしまった(笑)

マグダンスのシーンはメチャクチャかっこよかった~あと取り巻きの三人娘がかわいかった。

 

 

 

 

歌的には映画でみた曲がふんだんに惜しみなく使われていたのでもう曲を聴くだけでウキウキ。

Be our Guestと人間に戻りたいは四季バージョンが一番好きです。

あのにぎやかさがとても好き…!

あと場面転換の時の美術スタッフのきめ細やかさ&素早さと言ったら素晴らしいものがありました…!

舞台自体、実際近くで見てみるとそれほど大きいものではないのですがあの中で登場人物の移動をスムーズに表現している点に感動しました。

あと美術背景の書き込み具合とかも映画並みにすごかった…!

 

 

 

 

 

 

休憩入れて3時間前後。

とても楽しい時間を過ごさせていただきました。

カーテンコールでもスタンディングオベーションが飛び出すくらいですから…また、機会があったら見たいです!!